デッドライジング感想
∞Mode 出現。なんとか一通りクリアしました。
レビューという程のものでもありませんが
軽く感想を書いておきます。
小さな箱庭を与えられたような空間で遊べるので、ゲームシステム的にプレイヤーに与えられた自由度はとても高いです。一つの事象を達成するにしても何通りの方法もある、というのは自分で遊び方をつくれるわけで、こういうのはやっぱり何度やっても面白い。
グラフィックについては画面に溢れるゾンビをくぐり抜ける時の緊張感はたまらないモノがありました。特に地下通路など、画面に 100 体を超えるゾンビが溢れる中、自動車を疾走させるのでものすごいワラワラ感があります。
360 のもつパワーを「ゾンビとして美しい(?) グラフィック」かつ「大量」に表示させることで昇華させたのだな、という感じ。このあたり、制作者の「これまでやりたくてもできなかった事を」や「こういう事もできるんだぜ」熱みたいなものが伝わってきて非常に楽しめました。
サウンドは、BGM というより環境を再現している方に重点を置いている感じ。ボスクラスの敵キャラが出てくる場面など要所要所でボーカルありの音楽が流れるのですが、これがまた洋楽チックなノリの良い曲でヒートアップさせてくれました。
もひとつ、ゲーム中は四方八方からゾンビに囲まれるので、 5.1 ch でプレイすると前から後ろからゾンビヴォイスが聴けて没入感が高かったことも特筆しておきます。リッチな音楽環境のベンチマークに最適と言えましょう。
ストーリー、ユーモアの中にシニカルさを含む物語は「ゾンビものの王道」と呼んでよい展開で、面白かったです。実のところストーリーに対して僕は「過去の映画的なストーリーの再現 (だけ) じゃないの?」とあんまり期待していない部分もあったのですが、伏線も効いていて予想以上に楽しめました。∞Modeとストーリーの関連づけも上手かった。
という感じで
今更僕が言うまでもないのですが(^^; 18歳以上の健全な大人には文句なしでおすすめします。
今作の、一つ突き抜けたような自由度の高い開放感と敵キャラワラワラによる密集感は、いわゆる「次世代ゲーム」とよばれるモノの『何ができるの?』『何が変わるの?』という疑問に対する一つの答えになるのではないかと思います。
「こんな事もできるんだ」と「ここで自キャラを動かせる」ことの楽しさ。このあたりのビックリ感はキングコングの時に感じたものに近いかもしれません。
ゲームが一歩ステップアップしたような印象を受けました。
アクションが苦手な人も、ドラクエでスライム相手にレベル 15 まで上げるかのごとくゾンビジェノサイダー (ゾンビを53594体以上倒す) の実績を達成させれば問題なしな感じです。
リアルメガバスターを出現させてから本編に挑むとものすごーーくヌルいゲームになります。
ほか
今作はセーブ用の領域が「一つだけ」とカプコンらしい緊張感を用いられるストイックなシステムなのですが (セーブとゲームデザインが連携している)、最近の海外ゲームはセーブ縛りがほとんど無くなりつつあるように思いますので、ここら辺、今後も続けていくのか興味深いところです。
携帯のゲームや DS 、 PSP などはハードウェア的にスリープの機能がありますし、据え置きとはいえ電源入れっぱなしを強制されるのは歓迎されなくなるような気がします。
とはいえオートセーブはオートセーブで緊張感がなくなっちゃいますし、なんかうまい方法ないもんですかねえ。
あとはなによりこの企画自体が通ったことや、HAVOK のような外部エンジンを採用できたりするのはカプコンやるねえ、と思いましたです。